


おなじみのロゴマークに関するエピソードやシンガーミシンの発展に
大いに役立った広告をご紹介します。
大いに役立った広告をご紹介します。

The Red "S" Girl

The Red "S" Girl
"SINGER"という言葉は創設者の名前からとった企業固有の名称ですから、ほとんどの国でそのまま表記されます。ミシンを踏む女性の服装が変わっていったのは、時代の移り変わりによるものですが、「"S"の文字は変わらないはず!」と思われるでしょう?世界中にミシンを広げたシンガー社ならではのロゴマーク、旅先などで探してみるのも良いでしょう。

Oil Bottles
缶が普及するまでの間、ミシンオイルはガラスのボトルにコルク栓という姿で売られていました。ここでは、美しいボトルと、その周辺のお話をしましょう。ラベルが付いていないボトルは、カマのエンブレムがガラスに浮き出したシンプルで美しい物です。

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ポスター、チラシ、絵葉書、トレードカード、
カレンダー、扇子、メジャー等々。

シンガーミシンのコピー(偽物)が盛んに出回った時期には“Genuine”(純製品)という文字が強調されたポスターが貼られましたし、歌手(=シンガー)に引っ掛けて楽譜を作る茶目っ気を見せる時や、見るからに可愛らしい子供達の絵のトレードカードを配るときもありました。シンガーミシンの機能が素晴らしいから支持されたのは勿諭ですが、ユーザーである女性達の心を、よりしっかり掴んだのはこういった広告の結果なのです。
The Post Cards
博覧会で配られた、36枚組の美しい絵葉書のお話をしましょう。これはシンガーミシンが普及している国、つまり36ヶ国の人々がそれぞれの民族衣装を着てミシンを使っている写真を元に石版画で起こしたもので、1893年にシカゴで開催された博覧会で配られました。 36枚のうち、ノルウエーと日本の2枚だけが工業用、残りの34枚は家庭用ミシンを使用しており、その中でもマニラだけが手回しミシンになっています。

~ なるほどシンガーコンテンツ ~