
ブログ

さて、前回お話させていただいたゴムシャーリング押えについてのつつづきのお話です。
今回は使い方についてお話させていただきます。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ

まずは<用意するもの>から

・ゴムシャーリング押え
・ゴムカタン糸
・ミシン糸 + ボビン(シャッペスパン#60)
・サテンリボン(約4㎜幅)
・小ドライバー(ミシンの付属品に入っているものもあります。)
・生地 が必要です。
次に縫い始める前の<押えの準備>です。

シャーリング押えにゴム糸を図のようにセットします。
押えの下側から切りかきを通して上に引き出し、バネの下をくぐらせます。
ゴム糸の上は玉結びをしておくと安心です。
押えに付いているネジで布の縮み具合を調整できます。
今回はしっかりとネジを右へ締めリボンの縮みを多くします。
<ぬってみましょう>

①リボンの裏側の中央位置と押えに通したゴム糸を合わせて押えを下げ、ジグザグ縫いで縫います。
(ジグザグ縫い/振り幅:2.5 長さ:2.0)

②サテンリボンにクシュクシュとシャーリングが入りました。
縫い終わった後でも縮みが足りない時などにゴムカタン糸を引き出して調整することができるので安心です


③シャーリングが入ったリボンがねじれないように、また、シャーリングが均一に入るようにリボンを付けたい生地にマチ針で止めていきます。この時、ゴム糸がオモテに出ない様にリボンの向きにご注意下さい。

④①のジグザグと同じ位置を上から重ねる様にジグザグ縫いで縫い付けます。
ジグザグの長さは①より少し大きくしました。(ジグザグ縫い/振り幅:2.5 長さ:2.5)
⑤完成です!普通のサテンリボンがゴージャスなシャーリングになりました。
今回、わかりやすい様に縫い糸は赤色を使いましたが、実際はリボンと馴染む同色の糸を使ってくださいね。
ミシンの型式によってはダイレクトショップでも購入ができます!(型式を良くご確認下さい。)

それではレッツハッピーソーイングライフ


2017年も半分が終わり、下半期がスタートしました!!
今年も残り半分となりましたが、下半期も皆さまが”SINGERでハッピー”になる情報をお届けしていきたいと思っていますのでお付き合い宜しくお願いいたします。
さて、今回は私もお気に入りのゴムシャーリング押えについてご紹介します。
サテンリボンなどをクシュクシュとかわいくギャザーを寄せるのに便利な押えです。
まずはどんな作品が作れるか。私の作った作品です。


お弁当箱が入るくらいのごくごく普通のサイズのトートBAGの縁やもち手に付けてみました。
ピンクのリボン部分がゴムシャーリング押えを使って仕上げたものです。
普通でも可愛いトートBAGがぐっとラブリーに変身しました

リボンだけではなく、柄物の生地を使ってシャーリングすることもできます。

生地を使うときは薄手の生地がオススメです。
クシュクシュがたくさん入りやすいので仕上がりもきれいです。
プリント生地ですと、薄手で種類も豊富なのでいろいろと楽しめますよ。
次回はゴムシャーリング押えの使い方について紹介したいと思います。
それではレッツハッピーソーイングライフ

こんにちは!ミューです!
今回は皆様にとーーっても大事なお知らせがございます!
3月に発売をいたしました「VIVACE S TRX3000」に続きまして
VIVACEシリーズの新機種が発売になります・・・!
VIVACE V TRX4000
ホビーショーでワークショップに参加していただいたお客様は、この時に体験していただいたミシンです
もしくはTRXシリーズのミシン体験スペースにて、体験をされたお客様もいらっしゃるかと思います
まずは正面パネルから!
正面パネルにはTRX3000と同じやさしい使い心地のタッチセンサに加え、
明るい場所でも見やすい黒バックの液晶画面を採用いたしました。
ミシンのデザインに溶け込む黒バック・・・カッコいいです!
模様数も70種類に増え、縫い模様に最適な押えなども、液晶画面にわかりやすくイラストで表示されます
さらに、標準装備になった大型テーブルでもっと広々ソーイング
VIVACEシリーズの大きな特徴である、広々ソーイングスペースが!もっと広々使えます!
スタート・ストップ・スピード調整と針の上下が、足元で自由自在の新型フットコントローラーも標準装備です
そして、TRX3000にはなかった機能で、TRX4000では使用できるひざ上げレバーも標準装備です
ひざ上げレバーを使用すると、
押えの上げ下げがひざで操作できるので両手が自由に使えます
例えば大きなキルト作品を制作するときなど、
両手で布を動かして移動させながら縫っていきますが、
縫い終わって、次の縫い始めの位置に行くためには布の位置を変えますよね!
そんな時にひざ上げレバーが便利なんです
いつもなら布から手を放して、押え上げレバーを上げる必要がありますが、
ひざ上げレバーはレバーをひざで右に押して、押え金を上げた状態にすることで、
布を両手で支えたまま、次の縫い始めの位置に移動させることができます。
ひざ上げレバーで上げた押え金は、レバーを右に押している間だけ上がっているので、
また縫い始めたいときはレバーを元の位置に戻すように、
ひざを離せばしっかりと布を押さえる位置に戻ります。
ちなみに、以前ご紹介しましたが、模様縫いがもっと楽しくなるパラレル押えも標準装備です
お客様の「作りたい!」という想いに、しっかり答えるTRX4000は、
私もお気に入りです
作品づくりに集中させてくれる機能がそろっています・・・!
是非みなさまにも体感していただいて、作品づくりもっともっと楽しんでいただけたら嬉しいです
それでは!レッツハッピーソーイングライフ
前回に引き続き、まつり縫いについてお話しさせていただきます!
前回で生地の準備はできましたので、いよいよ縫っていきます

今回は新製品“TRX-3000”を使用したいと思います。

そして、まつり縫いに適している押えがこちら!

こちらが“まつり縫い押え”です! “ブラインドステッチ押え”とも言います。
付属品で付いているミシンと付いていないミシンがございますので、お持ちのミシンをご確認くださいね。
別売りとして販売しているミシンもあります。
型式によってはダイレクトショップでも購入ができます!(型式を良くご確認ください)
こちらの“まつり縫い押え”をミシンにセットします。(左図)
模様はこちらを選びます。(右図)


わかりやすいように糸は赤にしました。
実際にまつり縫いをされる場合は生地と同色か近い色をお選びください。
より生地と糸が馴染んで目立たなくなりますよ!
また、90番の細い糸を使用すると更に目立ちにくくなります。
90番の糸を使用する際は上糸も下糸も90番にし、針は9番か11番をご使用くださいね。
①そして、ここが最重要ポイントです!
針が一番上まで上がっている時に、まつり縫いの模様を選ぶと針は一番左に動きます。
ミシン右の側面にあるはずみ車を回して、針をゆっくり下におろしていきます。
この時、折った山に針が僅かに刺さるように生地の位置を調整してください。
この部分が、表側にダイレクトに影響してきます。


生地の折山に浅く刺さる程、表側には少ししか糸が出ません。
逆に深く刺してしまうと、表側に糸が長く出てしまい、糸が目立ってしまいます。
縫い目が折山から落ちない程度にギリギリを狙ってくださいね!
②針を落とす位置が決まりましたら、今度は白いガイドの調整をします。
☆部分を手前にくるくる回すと白い部分が右に動き、奥に回すと左に動きます。
白いガイドがちょうど折山に当たるように調整してください。

③縫い終わりましたら、しつけを取り、折っていた部分を開きます。
縫い上がりはこんな感じです。


因みに縫った直後(開く前)はこんな感じです


あとは折り目を消すために仕上げのアイロンをして完成です☆

表にこのくらい出るのが理想ですね。 (赤丸部分)
折山への刺さり方が浅いと赤丸部分のような縫い上がりになります。
勿論、出なければ出ない程綺麗です!
厚地は糸が出にくいですが、薄地は少し難しいかもしれません。
逆に青丸の方は少し出過ぎですね……
生地や糸によっては目立ってしまうかもしれません


上図は少し深すぎです……青丸のような縫い上がりになってしまいます。
もう少し針を浅く刺しましょう!
慣れたらとっても便利な“まつり縫い”、
是非トライしてみてくださいね

それでは、レッツハッピーソーイングライフ☆
今日はお電話でのお問い合わせが多くある“まつり縫い”について、お話します。
少し長いので、前編と後編に分けさせていただきますね!
お時間のある時に読んでいただければ嬉しいです。
そもそもまつり縫いって? と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
まつり縫いとはスーツの裾やスカートの裾をステッチではなく、生地を少量すくって裾上げをする、
表からは縫い目が目立たない縫い方のことです。
既製品等のスーツやスカート等は工業用のまつり縫い専用のミシンを使っています。
ご自身で服を作られる方は手縫いでまつる方も多くいらっしゃると思います。
実は、家庭用のミシンでもまつり縫い、できちゃうんです!
ただ、生地の折り方が少しだけ複雑で、少しだけ縫うのにコツが必要です。
まずは生地の準備をします。
初めての方は必ず試し縫いの生地で練習をしてから本番に移ってくださいね!
裾上げをしたい生地の厚さによって、布端の始末が変わりますので、ご注意ください。
○生地が薄い場合は、布端を1cm折ります。
○生地が厚い場合は、1cm折ってしまうと出来上がりの時に厚みがかなり出てしまうので、ロックミシン又は縁かがり縫いを施しましょう。
今回は生地が厚い場合を想定します。
また、通常裾は筒状になっていると思いますが、ここではわかりやすいように1枚の布でご説明します。
表を裏がわかりやすいように生地を2枚重ねました。
黄色が表で、白が裏とします。


裾の方は縁かがり縫いを施しました。

【生地の折り方】
①まず、裏面が見えるように生地を置きます。(スカートやズボンの場合は裏返しにします)
裾上げをしたい分だけ折ります。今回は2cm折りました。

②布端から約5mmのところにしつけをします。


③裾にあたる部分を後ろに折り込みます。(筒状の場合、内側に折り込みます)
しつけをした部分で折るとわかりやすいです!


折るとこんな感じになります。


↓裏のアップです。

さて、これで生地の準備はできました

あとはミシンで縫って完成です!
……が!
長いので今回はここまで

次回、ミシンを使って実際の縫い方をご紹介いたします

それでは、レッツハッピーソーイングライフ☆
- 刺しゅうSTUDIO更新のおしらせ(09/05)
- 薄地をきれいに縫う方法(08/22)
- ブラインドステッチ押え(まつりぬい押え)の活用法!~ステッチガイド~(08/02)
- 2025年5月(1)
- 2025年4月(1)
- 2025年3月(1)
- 2025年2月(1)
- 2025年1月(1)
- 2024年12月(1)
- 2024年11月(1)
- 2024年10月(1)
- 2024年9月(1)
- 2024年8月(1)
- 2024年7月(1)
- 2024年6月(1)
- 2024年5月(1)
- 2024年4月(1)
- 2024年3月(1)
- 2024年2月(2)
- 2024年1月(3)
- 2023年12月(4)
- 2023年11月(2)
- 2023年10月(1)
- 2023年9月(1)
- 2023年8月(1)
- 2023年7月(1)
- 2023年6月(1)
- 2023年5月(1)
- 2023年4月(1)
- 2023年3月(1)
- 2023年2月(1)
- 2023年1月(3)
- 2022年12月(3)
- 2022年11月(2)
- 2022年10月(1)
- 2022年9月(1)
- 2022年8月(2)
- 2022年7月(1)
- 2022年6月(1)
- 2022年5月(1)
- 2022年4月(2)
- 2022年3月(3)
- 2022年2月(1)
- 2022年1月(2)
- 2021年12月(2)
- 2021年11月(2)
- 2021年10月(2)
- 2021年8月(1)
- 2021年7月(2)
- 2021年6月(1)
- 2021年5月(1)
- 2021年3月(1)
- 2021年1月(1)
- 2020年12月(3)
- 2020年10月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年7月(1)
- 2020年4月(1)
- 2020年3月(1)
- 2020年2月(2)
- 2020年1月(2)
- 2019年12月(2)
- 2019年11月(2)
- 2019年10月(2)
- 2019年9月(2)
- 2019年8月(2)
- 2019年7月(2)
- 2019年6月(2)
- 2019年5月(1)
- 2019年4月(6)
- 2019年3月(2)
- 2019年2月(2)
- 2019年1月(3)
- 2018年12月(3)
- 2018年11月(2)
- 2018年10月(2)
- 2018年9月(2)
- 2018年8月(2)
- 2018年7月(2)
- 2018年6月(1)
- 2018年5月(2)
- 2018年4月(5)
- 2018年3月(2)
- 2018年2月(3)
- 2018年1月(3)
- 2017年12月(2)
- 2017年11月(2)
- 2017年10月(2)
- 2017年9月(2)
- 2017年8月(2)
- 2017年7月(2)
- 2017年6月(4)
- 2017年5月(2)
- 2017年4月(6)
- 2017年3月(3)
- 2017年2月(3)
- 2017年1月(3)
- 2016年12月(3)
- 2016年11月(3)
- 2016年10月(3)